2012年10月29日月曜日

a fewとfewの違い

今回はa fewとfewの違いなど、数量詞に関する注意事項を紹介します。

few / a few / little / a little

fewとlittleは次のように使い分けます。

  • few → 可算名詞と共に使う
  • little → 不可算名詞と共に使う
次にaがつくときとつかないときの違いですが
  • aがないと「少ししか無い」→ 否定的な見方
  • aがあると「沢山では無いが、いくらかある」→ 肯定的な見方
となります。
We have few cakes left.
ケーキがほとんど残っていない。
We have a few cakes left.
ケーキがいくらか残っている
I have little time before the meeting starts.
ミーティングまでもう時間が無い
I have a little time before the meeting starts.
ミーティングまで少しは時間がある


most / most of

mostとmost ofはどちらも 「〜の多くは」と訳せますが母集団によって使い分けをします。
  • most → 母集団を限定しない
  • most of → 母集団を限定する
Most people like travelling, but I don't.
一般的に人は旅行が好きだけど、私はそうではない。
I knew most of the people at the party.
私はそのパーティにいた人のほとんどを知っていた
1つ目の文章のpeopleが場所を限定せず、人全般をさしているのに対して、
2つ目の文章では the people となってパーティ会場にいた人々と限定している点に注目をして下さい。

each / every

eachとeveryは単数可算名詞に対して用います。
動詞も三人称単数系となる点にも注意して下さい。
Each / Every manager has responsibility for their own staff.
すべての経営者はスタッフに対して責任を持っている。

またeachは動詞の前や節の最後に置くことが出来ます。
We each got a bonus.
We were each given a bonus.
We were given a bonus each.

2012年10月25日木曜日

be going to と willの違い

be going towillはどちらも未来の事柄に対して使われることはご存知かと思いますが、そのニュアンスは異なります。
どちらを使った文章も日本語に直すと同じ文になってしまいますが、それぞれの違いを認識して使い分けることでNativeの感覚に近い表現が出来るようになります。

決定事項に対して使われる be going to

be going toは既に決まった事柄に対して使われることが多いです。
We're going to have a party on the 7th.
私たちは7日にパーティーをする。(日取りは決定している)
I'm meeting her next Wednesday.
次の水曜日に彼女と会う。 (アポは取得済み)

計画中の事柄に対して使われるwill

一方、Willは計画中、考え中、進行中の事柄に対して使われることが多いです。
I'll do it.
それをしようと思ってる。
It won't be ready in time.
間に合わないだろう。

招待のwill

Willは誰かを誘うNuanceでも使われます。
We'll meet meet next week.
来週会おうよ。
計画中のwillでもありますね。

スケジュールされた未来は現在形

スケジュールで決まったことを表すときは未来のことでも現在形を使います。
The conference starts at 10:00.
会議は10時に始まります。