今回はa fewとfewの違いなど、数量詞に関する注意事項を紹介します。
few / a few / little / a little
fewとlittleは次のように使い分けます。
- few → 可算名詞と共に使う
- little → 不可算名詞と共に使う
次にaがつくときとつかないときの違いですが
- aがないと「少ししか無い」→ 否定的な見方
- aがあると「沢山では無いが、いくらかある」→ 肯定的な見方
となります。
We have
few cakes left.
ケーキがほとんど残っていない。
We have
a few cakes left.
ケーキがいくらか残っている
I have
little time before the meeting starts.
ミーティングまでもう時間が無い
I have
a little time before the meeting starts.
ミーティングまで少しは時間がある
most / most of
mostとmost ofはどちらも 「〜の多くは」と訳せますが母集団によって使い分けをします。
- most → 母集団を限定しない
- most of → 母集団を限定する
Most people like travelling, but I don't.
一般的に人は旅行が好きだけど、私はそうではない。
I knew
most of the people at the party.
私はそのパーティにいた人のほとんどを知っていた
1つ目の文章のpeopleが場所を限定せず、人全般をさしているのに対して、
2つ目の文章では
the people となってパーティ会場にいた人々と限定している点に注目をして下さい。
each / every
eachとeveryは単数可算名詞に対して用います。
動詞も三人称単数系となる点にも注意して下さい。
Each / Every manager has responsibility for their own staff.
すべての経営者はスタッフに対して責任を持っている。
またeachは動詞の前や節の最後に置くことが出来ます。
We each got a bonus.
We were each given a bonus.
We were given a bonus each.