2013年1月19日土曜日

関係代名詞の制限用法と非制限用法

名詞を説明するためにwho, which, thatなどの関係代名詞を用いると 文章が格調高く見えます
逆に関係代名詞を用いない文章は読み手に冗長な印象を与えることがあります

上手に使いこなすことで大きく文章力を向上させることができる関係代名詞ですが 気をつけるべきことがあります
それは制限用法非制限用法の使い分けです
これらの使い分けを例文で説明します。


制限用法

I have a son who is three year old.
私には3歳になる息子が1人いる

非制限用法

I have a son, who is three year old.
私には息子(3歳)が1人いる

上の文章(制限用法)では息子が3歳であることに重きが置かれ
下の文章(非制限用法)では息子が1人いることに重きが置かれています

制限用法では他にも息子がいる可能性があり、その中で 3歳である息子にフォーカスしています
一方非制限用法では間違いなく息子は1人しかいません
非制限用法の場合はカンマあとの内容は日本語でいうところの括弧に相当します

2013年1月18日金曜日

of と 's の使い分け

AB を英語で表現するには以下の3つがあります。
  1. A's B
  2. A B
  3. B of A

これらは次のように使い分けます。
A's BはBがAに所属していることを強調するときに使い、 A BはAがBの性質を表す感じが強い表現となります。
B of Aはそれらの中間的な表現です。


Chiba zoo's red panda is called Fu-ta.
千葉動物園のレッサーパンダは風太と呼ばれています。

Chiba zoo panda stands.
千葉動物園のレッサーパンダは立つ。

The red panda of Chiba zoo are a very popular.
千葉動物園のレッサーパンダは大変人気がある。

2012年11月6日火曜日

Ifで始まる英語の便利表現

"If + 形容詞"の形は"If it is 形容詞"が省略された形です。
この"If + 形容詞"を使うことで、文章を完結かつはっきりとさせることが出来ます。
Ifで始まる英語の便利表現を紹介します。

if possibleもし可能ならば
if anyもし何かあるならば
if applicableもし該当するならば
if appropriateもし適切ならば
if neededもし必要であれば
if requestedもしご要望であれば
if agreeableもし合意できるならば
if acceptableもし受諾できるならば
if availableもし利用可能であれば


「〜は下記の通りです」を英語で言うと?

日本語でもメールで「〜は下記の通りです」って良く使いますよね。
このPhraseを使って長くて複雑になりそうな英語文は箇条書きにしましょう。

私のアドレスは下記の通りです
My address is written below.
For my address, see the following.
My address is as follows.

the folllowingの場合はtheが付くこと
as followsの場合はsが付くことに注意してくださいね。


2012年11月1日木曜日

may, mightの違い

「雨が降るかもしれない」などの将来の可能性にかんする表現を紹介します。


May, Might

The cost of raw materials may increase as of January.
1月以降原材料の値段が上がるかもしれない。
The price of houses might go down by as much as 10% in the near future.
近い将来家の価格が10%も下がるかもしれない。
mightはmayよりも起こる確率が低い時に使われます。
また口語ではmightのほうがよく使われます。


chance of

There's a strong chance of negotiating a lower price.
より低価格を交渉できる機会が大いにある。
We've every chance of getting the contract.
私たちは契約を成立させるあらゆる可能性をもっている。
There's a slight / slim chance of that happening.
それが起こる可能性は低い。
He has no chance of getting the job.
彼が職を手にする可能性は無い。


be likely to do

The conditions are likely to change before the end of the year.
年末までに状況が変化するだろう


to be sure / bound / certain + to do

He's bound to arrive late - he's never on time!
彼は遅刻するだろう。彼は時間通りに来たことがないんだから。
He's sure to be disappointed if he doesn't get the job.
就職できなかったら、彼は間違いなく意気消沈するだろう。
With my luck, the weather's certain to change.
(天気が悪い状態で)運がよけりゃ、天気が変わるだろう。

2012年10月29日月曜日

a fewとfewの違い

今回はa fewとfewの違いなど、数量詞に関する注意事項を紹介します。

few / a few / little / a little

fewとlittleは次のように使い分けます。

  • few → 可算名詞と共に使う
  • little → 不可算名詞と共に使う
次にaがつくときとつかないときの違いですが
  • aがないと「少ししか無い」→ 否定的な見方
  • aがあると「沢山では無いが、いくらかある」→ 肯定的な見方
となります。
We have few cakes left.
ケーキがほとんど残っていない。
We have a few cakes left.
ケーキがいくらか残っている
I have little time before the meeting starts.
ミーティングまでもう時間が無い
I have a little time before the meeting starts.
ミーティングまで少しは時間がある


most / most of

mostとmost ofはどちらも 「〜の多くは」と訳せますが母集団によって使い分けをします。
  • most → 母集団を限定しない
  • most of → 母集団を限定する
Most people like travelling, but I don't.
一般的に人は旅行が好きだけど、私はそうではない。
I knew most of the people at the party.
私はそのパーティにいた人のほとんどを知っていた
1つ目の文章のpeopleが場所を限定せず、人全般をさしているのに対して、
2つ目の文章では the people となってパーティ会場にいた人々と限定している点に注目をして下さい。

each / every

eachとeveryは単数可算名詞に対して用います。
動詞も三人称単数系となる点にも注意して下さい。
Each / Every manager has responsibility for their own staff.
すべての経営者はスタッフに対して責任を持っている。

またeachは動詞の前や節の最後に置くことが出来ます。
We each got a bonus.
We were each given a bonus.
We were given a bonus each.

2012年10月25日木曜日

be going to と willの違い

be going towillはどちらも未来の事柄に対して使われることはご存知かと思いますが、そのニュアンスは異なります。
どちらを使った文章も日本語に直すと同じ文になってしまいますが、それぞれの違いを認識して使い分けることでNativeの感覚に近い表現が出来るようになります。

決定事項に対して使われる be going to

be going toは既に決まった事柄に対して使われることが多いです。
We're going to have a party on the 7th.
私たちは7日にパーティーをする。(日取りは決定している)
I'm meeting her next Wednesday.
次の水曜日に彼女と会う。 (アポは取得済み)

計画中の事柄に対して使われるwill

一方、Willは計画中、考え中、進行中の事柄に対して使われることが多いです。
I'll do it.
それをしようと思ってる。
It won't be ready in time.
間に合わないだろう。

招待のwill

Willは誰かを誘うNuanceでも使われます。
We'll meet meet next week.
来週会おうよ。
計画中のwillでもありますね。

スケジュールされた未来は現在形

スケジュールで決まったことを表すときは未来のことでも現在形を使います。
The conference starts at 10:00.
会議は10時に始まります。